「職人ビジネス実践後継塾」のプログラムの第7セッションの内容の紹介になります。
「会計の基本戦略と読み方・活かし方」
こんにちは、ファインプロジェクトの山口晴一郎(はるいちろう)です。
さて、今年も残りわずかですが、年度末といえば、「決算」ですね!
建設業の決算は12月より、3月か6月ごろが多いのではないでしょうか。
今回は、後継者が、経営力をあげるための「決算対策」について
普段は現場で忙しいとおもいますが、こんな事思ったことありませんか?
~決算対策って~
☑「黒字会社がやることでしょ?」
☑「毎年、なにも施さないで決算が来てしまう」
そもそも
☑「決算対策ってなぜやるの?」
☑「決算対策ってどうやるの?」
☑「まだ、対策などやった事ない」
☑「試算表が上がってこないので対策どころじゃない」
などなど
実は、私は以前、会計事務所15年選手でしたが、クライアントのほとんどが、これをやっていないんです。
参考までに:
決算書には倒産防止の意味がある!とドイツの有名な会計学者であるレフソンは言っています。
「わがドイツ商法は、なぜ、外部に報告する義務がない個人事業者にまで年1 回の決算を義務付けているのか? それは自己報告のためである。」
さらにレフソンは 「記帳と年度決算書の作成は、日常の報告のために必要であり、かつ、企業到産を防止する意図がある」 と言っています。
つまり、決算書は誰に報告するものでもない、倒産を防止するため経営者が自らに報告するために作成するものである、ということなのです。
また、ドイツ税法の権威者、クルーゼ教授も「だらしない帳簿は破産者の特徴である」と述べています。
だからこそ、当社のクライアント企業の殆どが建設業ということもあって
また、日々忙しくしている、社長やその後継者に向けて教えていきたいのです!!
現在「職人ビジネス実践後継塾」のプログラムにもある
「会計の基本と活かし方」第7セッションで
じっくりその基本の考え方から読み方、活かし方のレクチャーと実践に取り組んでいます。
当然、中には、ずばり、今まで、決算対策など全くしたことがない!
後継者が、これからの経営をどうするか、売上や利益、そして組織力などの課題をもつと
どうしても、そこだけに目がいきます。
そうではなく、時に冷静になって、自社の事業を俯瞰して捉えること。
それが、会計の基本を身に着けることなんです。
その中で、もっとも、有効策は、「決算対策」の手法です。
これは、もうあとすぐに迎える決算月の短期間で、何かを施さなくてはいけない!
という緊急性を覚えるため、一から会計を学ぶのではなく
すぐ目の前の結果
(決算数字の中でのどこの部分が達成に及ぼすかをピンポイントでタスク化する方法)
にフォーカスした「会計」をこのときこそ学ぶチャンス!として
学ばざるを得ない状況を作り出して習得する方法が、もっとも効率がいいからです。
そうすれば、「後でやればなんとかなる」・・・という甘い考えは消えていくはずです。
忙しいからこそ、その中で習得することそのものが意味があり、経営力を向上させていきます。
下記の関連YouTube動画を参考にしてみてください。
↓ ↓ ↓
「事業計画」その決算対策は、いつやりますか?
「今でしょつ!」